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魅惑の肩幅日記
日々の出来事と感じたことを徒然に書いてみる。 けっこう毎日てんやわんや・・。
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ラスト、コーション
ラスト、コーションラスト、コーション
(2008/09/16)
トニー・レオンタン・ウェイ

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1942年、日本占領下の上海。抗日運動に身を投じる美しき女スパイ、ワン(タン・ウェイ)は、敵対する特務機関のリーダー、イー(トニー・レオン)に近づき暗殺の機会をうかがっていた。やがてその魅力でイーを誘惑することに成功したワンは、彼と危険な逢瀬を重ねることに。死と隣り合わせの日常から逃れるように、暴力的なまでに激しく互いを求め合う二人。そして、二人のスリリングで危険に満ちた禁断の愛は、時代の大きなうねりの中で運命的なラストへとなだれこんでいく--。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

スパイ物としては突っ込みどころ満載ですが、
する事がないのでお友達と一日中麻雀に耽る上流階級の奥様方の暮らしと、
一握りのお米を求めて列をなして待つ庶民とのギャップが、
無理なく背景として描かれて、その時代の大きな矛盾を表現してます。

が、この作品は時代どうこうより、
暗殺を恐れる究極的孤独男と、国のためなら命を捨てる覚悟をもつ女スパイの、
明日をも知れぬ二つの命が精根尽き果てるまでお互いを求め合うっていう、
非常に痛々しい物語です。

過激なベッドシーンが多いですが、
そこは監督アン・リー、何も隠さず、それでいて美しい画になってます。
これがエロいと、全てが台無しですからね。

人間の欲望の形って究極これかなぁ・・・と、
なんだか得心させられるような映像です。

トニー・レオンは、こう云う神経質で残酷で、
断崖絶壁に立ってるような孤独な役が似合いますね。
セリフは少ないですが、
存在だけでその時代を全部背負っているような雰囲気が感じられました。

難を言えば・・・相手役の女優。。
学生運動上がりだから若さが必要ですが、
このタン・ウェイさんですか、ちょっと無理が有ったのではないかと。。
若いのはいいですが、
国家の主要人物をタラし込むまでの知的さも美貌も
ちょっとづつ足りないような気がして残念でした。
カワイイけどね。

スパイ活動の行動も
同志達も頼りなく、
「これじゃバレバレやろ・・」と思うところも残念。

ただ、この物語は孤独の極みに立つ男女が
体を重ねあっている時だけ生きている事を実感する悲しいお話。
ほんとに悲しくて濃い〜の。

でも強くはススメない。(笑)
私はトニー・レオンが好きなので、良しとしますが。^^v

5点満点評価で・・・・・・4点 (衣装や家具なども凝ってます!)










アドルフの画集
アドルフの画集アドルフの画集
(2004/08/27)
ジョン・キューザックノア・テイラー

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1918年のドイツ。第一次世界大戦終結後、ミュンヘンで2人の男が出会う。戦争に参加し、右腕を失ったマックス(ジョン・キューザック)は画家への路を絶たれ、今は画商を営んでいた。また戦地から引き揚げ画家を目指すアドルフ・ヒトラー(ノア・テイラー)だがその才能は開花せず、次第に政治運動に傾倒して行った…。
ヒトラーが画家を目指していたという事実をもとに、マックスという画商と彼とを対比する形で描くあたりがおもしろい。飄々(ひょうひょう)としたジョン・キューザックのマックスに対して、神経症的なアドルフに扮したノア・テイラーの演技が出色。自らの内面をキャンパスに叩きつけようと悶え苦しむ様子から、エネルギッシュな演説で大衆を魅了し陶酔する若き日の独裁者の姿を熱く演じている。肉体と精神に傷を負った男ふたりの、屈折した友情物語。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ヒトラーが画家志望だったことは、周知のこと。
あの夜、マックスがアドルフに無事会って、
個展の話が出来てたら、
史上最大の惨劇も起きなかったかも知れない・・・。

もちろんこの作品はフィクションですが、
いろいろな事を考えさせられるものでもあります。

片腕を失いながらも屈折した心を隠し飄々と生きるマックスに、
愛憎入り混じった感情で接するアドルフ。
ノア・テイラー、鬼気迫る演技です。
この人、この作品の後、大丈夫だったのかな・・・と、
要らん心配したりして。^^;

ノア・テイラーといえば、「チャーリーをチョコレート工場」「トゥームレイダー」など、
軽快な役が多いような気がしてましたが、
今回は痛々しいまでのエキセントリックな役で、
「はぁ〜こんなのも演るのねぇ・・・・」と感心いたしました。

J・キューザックも、知的で育ちの良さが滲み出るような、
ピッタリとハマった演技でした。

5点満点評価で・・・・3点。(やっぱり観ていて楽しい作品ではないですから・・)


バンテージ・ポイント
バンテージ・ポイント コレクターズ・エディションバンテージ・ポイント コレクターズ・エディション
(2008/08/20)
デニス・クエイドマシュー・フォックス

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スペイン・サマンカ、マヨール広場。国際テロ対策の首脳会議が開催される会場にて、アシュトン米大統領への狙撃事件が発生。事件の鍵を握る重要な目撃者は8人いたが、彼らが異なる地点・立場から見たものは違っていたーー。現場にいたシークレット・サービスのトーマス・バーンズは、事件の裏に隠された真相をたった1人で追い始めるが…。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

事件の目撃者8人の、その瞬間までの数分を、
何度も時間を巻き戻して辿り、事件の真相に迫ります。

迫ります・・・迫っているはず・・・迫っているよね?(笑)

不安になるのは、それぞれの行動のエピソードが弱いからです。
なんであんたが暗殺集団のメンバー?とか、
なんであんたが安々とハメられたの?とか、
行動に伴う説明がほとんど無い。

ただ単に「暗殺集団」vs「孤独なSPおじさん」になってる。

コンパクトで飽きさせなくて、なかなか面白い作りなのに、
かなり物足りなさを感じてしまいます。

俳優陣も押しが弱いし。。
デニス・クエイドはどうみてもキレ者SPには見えない!(失礼)
その他もどうもパッとしませんでした。

5点満点評価で・・・・2.5点。
アメリカン・ギャングスター
アメリカン・ギャングスターアメリカン・ギャングスター
(2008/08/27)
デンゼル・ワシントンラッセル・クロウ

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ハーレムを仕切るギャングのボスに15年間仕えてきた運転手のフランクは、ボス亡き後、一匹狼として生きることを決意。ベトナム戦争の軍用機を利用して、東南アジアの良質な麻薬を直接生産者から仕入れ密輸し、安価で幅広く大衆に販売し始める。瞬く間に巨万の富を築き、マフィアからも一目置かれる麻薬王の座に上り詰める。派手な行動を慎むことで、その正体は長い間、誰にも気づかれる事はなかったが、ついに、疑惑の目を向ける刑事のリッチー・ロバーツが現れる。公然と横領や恐喝がなされる腐敗がはびこる警察内で、汚職に手を染めることを拒み続けた彼は、特別麻薬取締局に配属され麻薬ルートの解明とそれ以上の巨漢に立ち向かい、フランクを徐々に追い詰めていく・・・。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウの競演・・・
って事で、かなり期待して観ましたが、絡みが少なすぎてガッガリ。。
でも作品自体は、さすがリドリー・スコットって感じでスッキリしてます。^^v

いつの世も、官公は汚職にまみれ、犯罪者より性質が悪かったりしますね。
代官  「此度の事には目を瞑るゆえ、分かっておろうのぉ?」
商人  「これはこれはお代官様も隅には置けませぬな・・」
代官  「ふぉふぉふぉふぉふぉ・・・・越後屋、お前もワルよのぉ〜〜」

この映画でのアメリカのお代官が麻薬特別捜査官。
なんの良心の呵責も無く、あたりまえのように「ショバ代」「しのぎ代」を強要する。
で、いい車に乗って、いい生活をしてノウノウと暮らしているわけです。
告発によってNYの麻薬捜査官の3/4が逮捕有罪になったそうな。。。
凄まじい国ね・・・アメリカ・・・。

麻薬売って大富豪になる方も重罪ですが、
なんだかね、「あんた!そんな悪徳警官に金なんか遣らんでええでっ!!」と
庇いたくなる(笑)

相変わらず、どんくさそうなラッセル君は、ここぞ!という時は
バチっとキメてます。
でも「かちこみ」かける時、必ず長いハンマー持っているのが笑える。

デンゼル・ワシントンも物静かに悪行を重ねている姿が、
あまりにも普通なので、却って怖かったです。

5点満点評価で・・・・4点。(ギャングもお母んに張り倒される!)


大いなる陰謀
大いなる陰謀 (特別編)大いなる陰謀 (特別編)
(2008/08/22)
ロバート・レッドフォードメリル・ストリープ

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未来の大統領候補の呼び声高いアーヴィング上院議員は、大物女性ジャーナリストをオフィスに呼び、密談を行った。対テロ戦争における極秘作戦の情報をジャーナリストにリークする議員と、彼の行動の裏に巨大な陰謀をかぎつけるジャーナリスト。一方アフガニスタンの山中では、「国を変えるために、戦場へ行く」と希望を手にアメリカを旅立った青年2人が、生き残りを賭けた壮絶な戦いを強いられていた。彼らの恩師である大学教授は、教え子たちの安否に思いをはせながら、教育者の立場から世界を変えるための闘いに乗り出していく……。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

95分の作品ですが、今の超大国の危うい動きがコンパクトに分かる作りになっています。

権力を持つ者が、まさに机上の作戦での勝利を確信し、
実戦での前線に放り込まれた兵士が命を落とす。
その雑な作戦の2人の犠牲者はそれでも議員の後悔を生むことは無く、
報復のタネにしかなっていない。
議員はこのタネが欲しかっただけですね。

自国の兵士が戦死し、報復の為の大規模な軍事行動を起こす事が
議員自身の何よりのプロモーションになる。
次期大統領になるための。

ハラワタ煮えくり返りますね。(怒)
トム・クルーズ・・・・鼻っ柱をへし折ってやりたい・・・・。
次期大統領候補の上院議員、ピッタリ!!
あぁ〜〜もうムカツク。

ロバート・レッドフォード演じる大学教授。
教え子をどうしたいんだか・・・。
一度は戦地に赴いて現場を経験し、
それから国を背負う仕事をしろ。と言っているのか。
私にはそうとしか取れなかったけど、
先にアフガンに行った教え子を引き止められなかった事を後悔しているのだから、
それでは話が逆になっちゃうし・・・。

どうしたいんだか・・・。

誰かが「戦争は教育から始まる」って言っていたのを覚えています。
人種や宗教により、教育の中身は違っていると思いますが、
「なにより大切なのは平和」と世界共通に教えられる教育を
子供たちには与えなければなりません。

5点満点評価で・・・・・3.5点。(もうちょっと説明があってもいいかな・・・と)